神戸で、手触り感のあるものをつくっていく。
合同会社元神戸製作所は、行政と民間、テクノロジーとデザイン、組織改革とイノベーション推進の経験をした二人で立ち上げました。
「元神戸製作所」の名称には、二人が勤務していた神戸市役所で出会った縁を大切にし、
多くの人と一緒にモノやコトをつくっていきたいという想いを込めています。
私たちは、誰もが好奇心を開放できる社会を目指しています。
関わった人がほんの少しでも人生が変わるような、そんな事業をつくりあげていきたいと思っています。
不確実な時代において、自ら問いを設定し、解決のために様々な利害関係者と協働するスキルが今求められています。元神戸製作所はそういったスキルを向上させるための越境研修プログラムを提供します。具体的には、デザイン思考やサービスデザインのフレームワークを活用した実践的なプロジェクト演習を行います。研修は、現実の地域課題を題材にし、参加者が実際に解決策を考え、プロトタイプを作成・検証するプロセスを通じて、創造的な問題解決能力を身につけます。
クライアントとともに生成AIやドローン活用などのDXプロジェクトを進める伴走型のマネジメントサービスを提供することで、プロジェクト成功だけでなく人材育成を両立させます。具体的なサービスには、プロジェクト計画の立案、進捗管理ツールの提供、定期的な進捗確認会議の実施、経営層や担当社員への定期的なメンタリングなどが含まれます。民間企業だけでなく、行政やソーシャルセクターへのご支援も可能です。
元神戸製作所は、中小企業を対象に業務効率化と経営改善を支援するコンサルティングサービスを提供します。DX(デジタルトランスフォーメーション)やICT導入を通じて、企業の課題解決を実現します。スタートアップやソーシャルビジネス分野での豊富な経験を活かし、官民連携や人材育成を含む幅広いソリューションを展開します。また、事業成長を加速させるためのデータ分析やITツールの活用にも注力し、お客様の持続的成長を支え、社会的価値の創出に貢献します。
50名程度までのワークショップ企画・運営を提供します。官民連携のコンソーシアムや協議会といった団体で、新規プロジェクトを創出したい、ビジョンの策定を行いたいといったニーズにお答えします。関係者間での共通認識の形成、アイデア創出、プロジェクトチームの組成、継続的なコミュニケーション設計、成果指標づくり、ロジックモデルなどをご支援します。
国内の大手企業に対して、デザイン思考をベースとした越境学習プログラムの企画立案のコンサルティングと、学習プログラムの講師を担当。5日間のプログラムでは、地域のフィールドとしてソーシャルスタートアップと調整し、デザイン思考の講義やワークショップを提供した。受講者は社内外のメンバーと交流し、地域のリアルな社会課題に触れることで、身近な社会課題に対する関心を高め、新たな視点や考え方を得ることができた。研修プログラムでは、講師からのメンタリングを通じて、個々の思考の枠を広げ、不確実な問題に対するアプローチの手法を学んだ。受講者からは「自分自身と関わる人の為に「関心を持ち、当事者意識を持って行動することの重要性を学んだ」、「仕事ではもちろん、家庭、育児にも応用できるようにしたい」といった声が聞かれた。
神戸市健康局からの依頼で「健康創造都市KOBE推進会議」から新規プロジェクトを創出するためのワークショップの設計運営を行った。神戸市と主に市内企業が協力して、誰もが健康になれるまちを目指すため、会員企業から様々なバックグラウンドの約40名の参加者に集まっていただき、企業の健康経営による市内経済の活性化を目指すプロジェクトを創出した。ワークショップを通じて具体的なプロジェクトの創出、短期目標の実現に向けた活動を開始するところまでサポートを行った。
学歴と初期のキャリア
こんにちは、砂川です。私は京都大学工学部電気電子工学科を卒業し、同大学の情報学研究科通信情報システム専攻を修了しました。Panasonicで半導体EDAや電気回路設計に従事した後、フィンランドのAalto大学でInternational Design Business Management修士コースに留学し、デザインマネジメントなどを学びました。
職歴と専門知識
フィンランドから帰国後、神戸市役所でICT業務改革専門官として働き、働き方改革や先進的なサービスデザインの取り組みを主導しました。現在は、一般社団法人コード・フォー・ジャパンにも所属し、主にGovTech・スマートシティ領域で活動しています。また、神戸大学V.Schoolの客員准教授として、デザイン思考的アプローチで地域課題に取り組むProject-Based Learningに携わっています。
主な取り組み
ICTとサービスデザインの専門知識を活かし、様々なプロジェクトをリードしてきました。神戸市役所でのクラウドサービスkintoneの活用や働き方改革の推進、Code for Japanでの「ともに考え、ともにつくる社会」を目指した市民と行政のオープンなつながりの構築など、先進的な取り組みに注力しています。
ビジョンと活動
私は、組織や常識の枠を超えて様々な人が主体的に関わる社会を目指して、企業や行政のオープンイノベーションを支援しています。元神戸製作所ではICT導入コンサルティングやサービスデザイン思考を軸とした人材育成事業など様々な事業を展開しています。今後は神戸を中心に、製造業や農林水産業や海外事業など、今まで取り組んだことがないような幅広い分野にもチャレンジしていきたいです。
学歴と初期のキャリア
こんにちは、吉永です。私は慶應義塾大学経済学部を卒業し、NTTコムウェア、アクセンチュアで10年システムエンジニア、ITコンサルタントとして働いた後、福島県浪江町、兵庫県神戸市という自治体の職員として働き、行政と民間の両方を経験してきました。
職歴と専門知識
現在は、NPO法人コミュニティリンクと一般社団法人Urban Innovation Japanに所属し、官民連携プロジェクトの創出、伴走支援を行っています。社会や地域の課題を解決するための課題整理や要件定義から、プロジェクトマネジメントまでを得意としています。
主な取り組み
IT関連プロジェクトのマネジメントやファシリテーションのスキルを活かし、様々なプロジェクトをリードしてきました。浪江町では町民向けのアプリ開発のプロジェクトマネージャーとして利用率80%のアプリを提供してきました。Urban Innovation Japanでは自治体とスタートアップの協働事業のファシリテーションを行ってきました。
ビジョンと活動
私は、世の中のサービスをより良いものにしたいと考えています。世の中には、経済合理性、法律や制度、慣習など様々な制約があり、100%ユーザーに寄り添ったサービスを開発することが良いわけではありませんが、そうした制約の中で、少しでも良いものになるよう考える人でありたいと思ってますし、そういう活動が楽しくてやっています。様々な組織が関わるプロジェクトで、より良いものを目指すというのは、衝突や軋轢が生まれたり苦労するものですが、そういう中を乗り越えて良いものを作っていきたいと思っています。